安徽省で水害対策・災害救助活動を視察している習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は20日午前、活動状況について軍から報告を受け、党中央と中央軍事委員会を代表して、活動に参加している人民解放軍の指揮官と兵士、武装警察部隊の将兵、民兵予備役に心からの挨拶を述べた。新華社が伝えた。
習総書記は「奮戦継続の姿勢を発揚し、危険回避と被災者支援の措置を力強く実施し、地方の復興を支援し、水害対策と災害救助の後続任務を着実に達成する必要がある」と強調した。
今年増水期に入ってから8月19日までに、解放軍と武装警察部隊は習主席の重要な指示と軍事委員会の決定及び方針を断固として貫徹し、延べ120万人以上の兵力を出動し、延べ30万人以上の民兵を組織し、17省(自治区・直轄市)の水害対策・災害救助行動に参加し、延べ17万人余りの人々を避難させ、3900余りの堤防決壊・漏水箇所を塞ぎ、900キロ余りの堰堤を補強し、350キロ余りの道路を復旧した。
習主席は報告を受けた後に重要談話を発表し、「軍隊の関係機関は地方政府と増水状況の研究・判断を強化し、科学的かつターゲットを絞った兵力運用を行う必要がある。任務にあたる部隊は良好な状態を保ち、隠れた危険個所を迅速に逐一検査し、危険回避措置と災害救助を力強く実施し、人民大衆の生命と財産の安全を確保し、生産・生活秩序の回復を支援する必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年8月21日