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japanese.china.org.cn |23. 08. 2020

習総書記、長江デルタ地域の一体化した発展の推進を指示

タグ: 長江デルタ一体化

 習近平中国共産党中央委員会総書記、国家主席、中央軍事委員会主席は20日、安徽省の省都・合肥市で「長江デルタ地域の一体化した発展の着実な推進に関する座談会」を主宰し、重要な談話を発表しました。習総書記は「中国の経済社会の発展における長江デルタ地域の地位と役割を十分に認識し、新情勢と新要求に合わせて、目標に向け、問題解決に向け、一体化と高品質という二つのキーワードを貫き、重点となる活動をうまく実施し、長江デルタ地域の一体化した発展を絶えず推し進めていく必要がある」と述べました。



 習総書記は「長江デルタ地域は、人材が集中し、科学技術のレベルが高く、製造業が進んでいるなどといった優位性を生かし、新しい発展のルートを前向きに模索していくべきだ」とし、さらに「長江デルタ地域の発展戦略は行政の壁を打ち破り、政策上の協同を強化し、質の高い発展を促す必要がある。三省一市(安徽省、江蘇省、浙江省、上海市)は感染症対策の常態化の下で、中央が打ち出した各項目の政策を実行に移し、優遇政策が末端まで行き渡るようにし、市場主体に直接恵みをもたらし、中小・零細企業を重点的に支援するよう金融資本の調達を指導するべきだ」と強調しました。


 習総書記はまた「長江デルタ地域は都市発展の質を引き上げ、未発達地域での質の高い発展を促す原動力を強めていくべきだ。また、経済発展の面だけで先端を歩むのではなく、生態系の保護と整備においても手本となるほか、基本的公共サービスの利便化や共有を促す面で、不足を補っていくべきだ」と強調しました。


 「中国国際放送局日本語版」2020年8月23日