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japanese.china.org.cn |07. 03. 2021

王毅氏が中日関係を語る:定力を保持し、成熟安定に向かう

タグ: 中日関係

 

国務委員兼外交部部長の王毅氏


 第13期全国人民代表大会第4回会議は3月7日午後3時、人民大会堂のプレスセンターで記者会見を開き、国務委員兼外交部部長の王毅氏が「中国の外交政策と対外関係」について国内外の記者の質問に答えた。


 日本共同通信社記者の中日関係に関する質問に対して、王毅氏は以下のように答えた。


 近年、中日両国の指導者は「互いに協力パートナーであり、脅威を作り出さない」ということで重要な共通認識に達し、両国民は防疫協力で美談を作り、両国の貿易投資協力は感染症の影響を克服し増加を実現した。これらの進展は、中日関係の改善と発展は両国民の利益と合致し、地域の平和と安定にもプラスとなり、貴重であることを示した。


日本共同通信社記者


 中日関係を成熟・安定させるには定力を保持し、一時的な影響を受けないことが重要である。例えば、中国が公布実施する海警法は定例の国内の法律にすぎず、特定の国に向けたものではなく、国際法と国際実践と完全に合致している。実際、日本を含む多くの国が類似の法規を早くに制定・実施している。友好的な話し合いで海上の論争を処理し、武力を使ったり武力で威嚇したりしないというのが中国政府の一貫した立場であり、中国側と周辺の隣国の長期的共通認識である。中日の交流で発生したいかなる問題も、双方が対話と話し合いで理解を深め、相互信頼を構築することができる。日本社会が客観的かつ理性的に中国を認識し、中日関係の安定した長期的発展のためになる民意の基礎を築くことを望む。


 中日両国は前後してオリンピックを開催する。双方は互いに支援し、力を合わせて大きなことを成し遂げ、2回の盛大なイベントを両国民の友好を深める場、中日関係の発展のチャンスにすることができる。今年の夏は東京に注目し、来年は北京で会おう。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月7日