中国人民政治協商会議第13期全国委員会(全国政協)第4回会議が滞りなく議事日程を終え、10日午後に北京の人民大会堂で閉幕した。
会議では、汪洋全国政協主席(中共中央政治局常務委員)が議長を務めた。習近平氏、李克強氏、栗戦書氏、王滬寧氏、趙楽際氏、韓正氏、王岐山氏らが壇上に並んだ。
会議は、政協第13期全国委員会第4回会議の常務委員会活動報告に関する決議、政協第13期全国委員会第4回会議の政協第13期第3回会議以来の提案活動状況報告に関する決議、政協第13期全国委員会提案委員会の第13期第4回会議の提案審査状況に関する報告、政協第13期全国委員会第4回会議政治決議を採択した。委員らは全国人民代表大会が香港特別行政区の選挙制度を整備する決定を行うことへの一致した賛成と断固たる支持を表明した。
汪氏は、「第14次五カ年計画(2021−25年)に焦点を合わせ、新たな青写真を共に話し合い、プラスのエネルギーを結集した今回の会議は、民主的で団結した、実質を重んじ、奮進する会議だった。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)ら党と国家の指導者が出席し、委員らと共に国の大きな方針を協議した。全委員が政府活動報告、第14次五カ年計画綱要草案、その他報告について踏み込んで議論し、全国政協常務委員会活動報告などの文書を真剣に審議し、提言による政治への寄与と共通認識の形成の双方向に力を尽くすことを堅持し、積極的な成果を挙げ、国のために職責を履行し、人民のために責任を尽くすという政教委員の精神を存分に体現し、専門の協商機関としての人民政協の優位性ある役割を示した」と指摘。
「奮闘目標『2つの百年』が歴史的に重なる重要な節目において、使命が与えられ、その責任が肩にのしかかっている。我々は習近平同志を核心とする中共中央の周りに一層緊密に団結し、社会主義現代化国家の全面的建設の偉大な実践に積極的に身を投じ、専門的な協商機関の建設と人民政協事業の発展を推進し続け、優れた成果で中国共産党創立100周年を祝賀する必要がある」と強調した。(編集NA)