テスト段階の広州地下鉄18号線
広州でこのほど行われた地下鉄18号線の試験運行で、最高時速が176キロに達し、国内における地下鉄試走の最速を更新しました。
試験運行の過程で、速度は80キロから160キロまで段階的に引き上げられ、最終的には設計速度の110%になる176キロに達しました。車両の安定性、軌道品質指数などの指標は国内最高レベルに達し、工事の安全マージンが検証されました。
広州地下鉄18号線は中国初の全線地下敷設線路で、新型の剛体架線が採用され、南の万頃沙鎮と北の広州東駅を結びます。将来的には、南沙自由貿易区から広州市の中心部までを30分以内で結ぶことを目指しています。このほか、南と北への延長によって、広東・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)における重要な軌道交通路線になると見込まれています。
「中国国際放送局日本語版」2021年3月13日