李克強総理は25日に南京で、江蘇省、吉林省、江西省、広東省、四川省など、一部地方政府の責任者とのテレビ会議を主宰し、現在の経済情勢について話し合いました。
李総理は席上、「今年は特別な年であるため、経済を分析する際には前年比だけでなく、前月比を重視すべきだ。去年は数値が全体的に低かったが、前月比で見ると経済の運行状況は安定を保っている」と述べました。
さらに、「中国には1億3800万以上の市場主体があるため、その回復に着眼し、改革の深化と開放の拡大を推し進めながら、市場主体の活性化に力を入れていく」と述べたうえで、「各地は地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の実施に関する準備を進めながら、国内市場と国際市場の連結を踏まえて開放を拡大し、産業チェーンの安定を維持するように」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年3月27日