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japanese.china.org.cn |15. 04. 2021

孔鉉佑駐日大使が自民党外交部会と意見交換

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中国の孔鉉佑駐日大使は13日、招待に応じて、日本の自民党外交部会と中日関係やその他の問題について意見交換を行った。佐藤正久外交部会長、新藤義孝政調会長代理らが出席した。在日本中国大使館ウェブサイトが伝えた。

孔大使は、「中日国交正常化以来、両国関係は曲折を経ながらも全体的に平和・友好・協力という大きな方向性に沿って前向きに発展し続け、利益の融合が最も深く、協力分野が最も広範な二国間関係の一つとなった。双方は終始中日共同声明及び中日平和友好条約など4つの基本文書を両国関係の長期安定的発展のための政治的基礎として堅持し、各分野の交流や協力の目覚ましい発展を後押しし続けてきた。両国上層部は五輪開催を互いに支持するとともに、今年と来年の中日文化・スポーツ交流推進年及び来年の国交正常化50周年を契機に相互信頼を増進し、意見の相違を適切に処理し、新しい時代の要請にふさわしい中日関係を構築することを繰り返し確認してきた。その一方で、このところ日本国内では中日関係の基本的方向性や政治的共通認識に関わる重大な問題においてネガティブな動きが立て続けに生じている。これは双方の政治的取り決めに明らかに反しており、両国関係の改善と発展のプロセスを深刻に妨げるものだ」と指摘。

「自民党の政治家各位が歴史的責任感及び使命感を堅持し、地域と世界という大きな視野で中日関係を見極め、健全な心で相手国の発展を受け止め、長期的視点で意見の相違を慎重に扱い、両国関係の健全で安定した発展の促進にしかるべき貢献を果たすことを希望する」とした。(編集NA)


「人民網日本語版」2021年4月15日