ボアオ・アジアフォーラム年次総会の開催を控え、チャイナ・メディアグループ(中央広播電視総台/CMG)はフォーラムの潘基文(パン・ギムン)理事長にインタビューしました。その際、潘理事長は、「ボアオ・フォーラム発足からの20年間は、時代と共に発展し、中国の高速発展と密接に関係したものである。ボアオ・アジアフォーラムは中国と共に成長し、相互補完してきた。そして、将来、このフォーラムは必ずアジアを飛び出し、国際事務の中で幅広い役割を果たすに違いない」と述べました。
また、「ボアオ・フォーラムの価値は人、理念、行動と定義できる。毎年の開催でアジアひいては世界各地の最も優秀な人材が集まってくる。すべての交流はインスピレーションの源となる。リーダーの皆さんがこれらの理念を祖国に持ち帰れば、それを直ちに政策と行動にできる」と語りました。
今年のボアオ・アジアフォーラム年次総会は新型コロナ禍で開催される特別なものです。潘理事長は、「感染症はフォーラムの開催に特別な意義をもたらした。出席するリーダーたちが直接対面し、最も緊急な問題の解決に臨むことができる」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年4月18日