李克強総理は19日、四川省広漢市で三星堆遺跡の発掘現場を視察した。
現場責任者は今回の発掘で新たに重要な発見があったことを説明。李総理は発掘現場を入念に視察した後、「これほど多くの学問分野の若い学者が、今日のように急速に発展する時代においてなお考古学の事業に専心しているのは容易な事ではない。皆さんが現代社会において古代遺跡を発掘するのは、実は中華文明の基礎を発見し、継承する行為だ」とした。
また、「考古学技術の今日までの発展は、すでに考古学の専門の単一分野に限定されず、多くの学問分野が協力した結果だ。現代の科学技術手段をオープンに利用し、発掘する中で新たな探求を行い、新たな発見をし続ける必要がある。三星堆遺跡という豊かな歴史文化遺産をしっかりと発掘し、保護し、研究する必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年4月20日