国連安保理は19日、今月の輪番議長国である中国の提案で、ハイレベル会合「アフリカの平和と安全:ポストコロナの再建を推進し、衝突の根本原因を解消」をオンライン形式で開催した。中国の王毅国務委員兼外交部長(外相)が議長を務めた。新華社が伝えた。
王部長は、(1)アフリカの「新型コロナ対策格差」解消に助力する(2)アフリカの「平和の赤字」解消に助力する(3)アフリカの「開発格差」縮小に助力する(4)アフリカの「ガバナンスの不公正」是正に助力するという4点を提言。
また、「世紀のパンデミックを前に、中国とアフリカは『アフリカ開発支援パートナーイニシアティブ』を共同発起したい。国際社会に対して、アフリカへの支援を拡大し、アフリカ側が最も差し迫って必要とする領域に資源を投じて、アフリカが困難を克服して大きく前進する手助けをするよう呼びかける」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年5月20日