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japanese.china.org.cn |03. 06. 2021

習近平国家主席が3ヶ国大統領と電話会談

タグ: 一帯一路 金融分野 投資 農産物

  習近平国家主席は2日、カザフスタンのトカエフ大統領、アゼルバイジャンのアリエフ大統領、ドミニカ共和国のアビナデル大統領と電話会談を行った。新華社が伝えた。


カザフスタンのトカエフ大統領との電話会談で、習主席は「双方は引き続き『一帯一路』(the Belt and Road)の質の高い共同建設を推進し、生産能力・農業・インフラ分野の協力を強化し、コネクティビティの水準を高め続けると同時に、グリーンエネルギー、人工知能(AI)、EC、デジタル金融分野で協力の新たな成長源を培うべく尽力し、『グリーンシルクロード』、『健康シルクロード』、『デジタルシルクロード』を共に築く必要がある。中国はカザフスタンと遠隔医療や伝統医学分野の協力を深め、引き続きカザフスタン側の新型コロナとの闘いを支援したい。双方は法執行、安全保障、防衛分野の協力を強化し、この地域の平和と安寧を共に維持する必要もある」とした。


トカエフ大統領は、「カザフスタンと中国は名実ともに恒久的な包括的・戦略的パートナーであり、いかなる状況においてもカザフスタンが中国の利益を損なう事をすることは決してない。カザフスタンはワクチン提供など新型コロナとの闘いにおける中国の貴重な支援に感謝している。中国との両国関係を強化・深化し続け、『一帯一路』共同建設を着実に推進し、経済・貿易・インフラ・衛生分野の協力を強化し、上海協力機構 (SCO)やアジア信頼醸成措置会議(CICA)など地域・国際組織の枠組みで意思疎通や協力を緊密化していきたい」と述べた。


アゼルバイジャンのアリエフ大統領との電話会談で、習主席は「中国はアゼルバイジャンの人々が自国の国情に基づき選択した発展路線を支持し、アゼルバイジャンを『一帯一路』共同建設の重要な協力パートナーと考えている。双方はチャンスを共有し、発展を共に図り、『一帯一路』共同建設協力をしっかりと計画・推進する必要がある。中国は良質で特色あるアゼルバイジャン産品の輸入を増やし、中国企業のアゼルバイジャンでの投資や事業展開を支持し、インフラ整備などの分野で協力を実施することを望んでいる。アゼルバイジャンと医学分野の交流・協力を強化し、引き続きアゼルバイジャンの新型コロナとの闘いをワクチン提供などで支援していきたい」とした。


アリエフ大統領は、「アゼルバイジャンにとって中国は真のパートナーだ。アゼルバイジャンは過去も現在も将来も台湾地区、香港地区、新疆関連の問題において中国側の立場を断固として支持し、中国側と共に努力して両国の包括的・戦略的パートナーシップのたゆまぬ発展を推進することを望んでいる」とした。


ドミニカ共和国のアビナデル大統領との電話会談で、習主席は「中国はドミニカと執政理念面の交流を強化し、政治的相互信頼を深め、共同発展を促進することを望んでいる。中国はドニミカの特色ある農産物の対中輸出を歓迎し、中国企業によるドミニカでの投資・事業展開を支持する。ドミニカ側と国際・地域問題で調整・協力を強化し、国際公平・正義及び発展途上国の権益を共に守っていきたい。ドミニカ側が中国とカリブ海・中央アメリカ諸国との関係、中国と中南米全体の協力の促進に積極的役割を果たすことを希望する」とした。


アビナデル大統領は、「中国側の提供した医療物資とワクチンはドミニカの新型コロナとの闘いにおいて鍵となる役割を果たした。ドミニカはこれに心から感謝する。ドニミカは『一つの中国』政策を揺るぎなく堅持しており、中国との往来・交流を強化し、経済・貿易分野の協力を拡大することを望んでいる」とした。(編集NA)


「人民網日本語版」2021年6月3日