国務院は2日、全国の「放管服改革」(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)の深化、市場主体の育成と活性化に関するテレビ会議を開き、李克強総理が重要談話を発表した。新華社が伝えた。
李総理は、「昨年は多重の深刻な打撃を前に、我々は新型コロナ対策と経済・社会発展を統合的に計画し、市場主体のニーズに正面から向き合い、マクロ政策を革新・実施し、行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化改革を推進し、企業の困難緩和と活力の喚起を同時に推し進めて、雇用とファンダメンタルズの安定化を力強く支えた。今年も我が国の経済は全体的に安定・回復基調が続いている。現在、国内外の環境は依然として複雑で厳しく、『習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想』による指導を堅持し、新発展理念に立脚し、新発展理念を貫徹し、新発展構造を構築し、質の高い発展を推進するという要求を実行に移し、引き続き市場主体の関心を中心に据え、財政・金融・雇用などマクロ政策を効果的に実施し、マクロとミクロを緊密に結び付け、『放管服』など重点改革を深め、市場主体が一段と活力を回復し、経済発展の原動力を増強する手助けをし、合理的範囲内の経済運営を維持し、今後の発展のために強固な土台を固める必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月3日