習近平国家主席は8日、第2回中国・中東欧諸国博覧会に祝賀メッセージを寄せた。新華社が伝えた。
習主席は、「中国・中東欧諸国協力メカニズムは中国と中東欧諸国にとって親善を増進し、協力を拡大し、共に発展を図る重要なプラットフォームだ。今年2月に中国・中東欧諸国首脳サミットが成功裏に開催された。私は新たな情勢下で中国・中東欧諸国協力が実務志向を堅持し、互恵的協力の成果を拡大する必要性を強調し、今後5年間で中東欧諸国から累計1700億ドル(1ドルは約109.5円)相当以上の産品を輸入し、中東欧諸国からの農産物輸入額の倍増を目指し、引き続き寧波などで中国・中東欧諸国経済貿易協力モデル地区の建設を推進する計画を打ち出した。関係各国の共同努力の下、サミットの各成果は実行に移されつつある」と指摘。
また、習主席は「第2回中国・中東欧諸国博覧会の開催は、中東欧産品に対する中国市場の理解増進、中東欧諸国の対中輸出の拡大、各国の新型コロナウイルス感染症による試練の克服と経済回復の促進に寄与する。各国がこれを契機に、たゆまず協力の潜在力を掘り起こし、手を携えてさらに広大な協力空間を切り開くことを希望する」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月9日