米国の一部の政治家は最近、武漢ウイルス研究所についてひたすらデマを流し中傷し、そこを新型コロナウイルス感染症の起源と称している。同時に米国が世界各地で設立した生化学実験室で頻繁に安全事故が発生しているが、米政府は国際社会の調査を拒否している。
新華社徐沢宇工作室と新華社衛星新聞実験室はこのほど協力し、海外のSNSで米国の生化学実験室を宇宙から眺める動画を公開した。数十万メートル離れた宇宙の視角から、米国が世界25カ国・地域で設立した生化学実験室をフルスキャンし、海外から注目を浴びた。この動画の再生回数はすでに600万回を超えており、20数万回転載されている。
投稿文には、「米国は20年に渡り『生物兵器禁止条約』の議定書の協議再開を拒否し続けている。これは米国が秘密を隠すための最良の選択かもしれない。米国は25カ国・地域で生物実験室を建設し、麻疹やその他の危険な伝染病の大流行を起こしている。米国は世界でどれほど多くの生化学実験室を建設しただろうか。200だ」と記されている。
この動画を見たフランスのネットユーザーはぞっとし、「200もあったとは本当に知らなかった」とコメントした。
あるネットユーザーはまったく不思議がらず、これが米国の「平常運転」であるとした。ハンドルネーム「Michael Yee」は、「米国は国際条約を回避するため、アフリカで多くの違法な生物実験室を設立している」とコメントした。
ハンドルネーム「Georae Ana」は、西側主流メディアに鋭く疑問を呈した。「なぜ米国だと問題なしで、調査を行わず、報道もされないのか?……(中略)……これは橋やインフラを作るのではなく、武器や有毒化学品を作り、武器を販売し、世界のメディアをコントロールしている。そのすべてが米国製だ」
確かに、でっちあげの罪に基づく調査と一部海外メディアのフェイクニュースを盛んに喧伝するのは、米国が中国を陥れるための常套手段だ。あるインドのネットユーザーも、「非難を重ねるだけで、米国は何ら証拠を示していない。フォート・デトリックの方が疑わしい。国家安全を脅かすことを理由に閉鎖され、同時にフロリダ州で肺炎の感染者が激増したが、中では何が起きたのだろうか?」と指摘した。
コメント欄で、米国の生物実験室の調査を呼びかける各国のネットユーザーの声が増え続けている。
「なぜWHOは米フォート・デトリックの生物実験室を調査しないのかと疑問を禁じえない」
「国連はWHOにフォート・デトリックの施設を調査させるべきだ」
「世界は協力し、フォート・デトリックというウイルス工場を全面的に調査するべきだ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月12日