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japanese.china.org.cn |21. 08. 2021

「習総書記と少数民族の物語」その2:世間話にある指導者の思いやり

タグ: 習近平

 庶民に尋ね、話をして、自分の目で見る。民情を知ることは、習近平総書記の心の中にある「国にとっての一大事」です。その気遣いは国民への深い思いやりから来ています。シリーズ「習総書記と少数民族の物語」では、習総書記と少数民族の人々の物語をお伝えします。第2話は「世間話にある指導者の思いやり」です。

「習総書記と少数民族の物語」その2:世間話にある指導者の思いやり


 2013年11月に湖南省を視察した習近平総書記は、同省西部にあるミォオ族が住む十八洞村に足を運び、村人らと交流しました。貧困家庭の石爬専さんの家では、このミャオ族の高齢女性は最初、訪れた客が総書記だとは知らず、「あなたのことを何とお呼びしましょうか」と尋ねました。会話の中で、習総書記はこのミャオ族の女性を「姉さん」と呼びました。
 習総書記が「姉さん、私はずっとあなたに会いに来るのを楽しみにしていました」と言うと、石さんは「今日やっとお会いできましたね。あなたは偉い指導者で、私たち庶民に関心を持ってくれる幹部ですね」と言いました。
すると習総書記は「私は人民の雑用係ですよ」と言ったのです。
 十八洞村は2017年、村全体が貧困脱却を果たしました。そして村には大きな変化が起きました。石爬専さんは今、自宅で手製の中華ベーコンと民族衣装を販売し、生活はますます豊かになりつつあります。初めて訪れた習総書記が石爬専さんを「姉さん」と呼んだことも、ますます活気づくこの小さな山村で、美談として伝えられています。

 「中国国際放送局日本語版」2021年8月21日