習近平国家主席「『新三板』改革を深化し、北京証券取引所を設立」

    習近平国家主席は2日夜、2021年中国国際サービス貿易交易会（CIFTIS）世界サービス貿易サミットで、テレビ会議の形式で挨拶を述べた。新華社が伝えた。

   習主席は、「サービス貿易は国際貿易の重要な構成部分であり、国際経済貿易協力の重要分野でもあり、新発展構造の構築において重要な役割を果たす。中国は各方面とともに、開放・協力と互恵・ウィンウィンを堅持し、サービス貿易による発展のチャンスを共有し、世界経済の回復と成長を共に促すことを望んでいる」と述べた。

   習主席は、「中国は開放のレベルを高め、全国でクロスボーダー・サービス貿易ネガティブリストの実施を推進し、国家サービス貿易革新発展モデル区の設置を模索していく。協力の余地を拡大し、『一帯一路』（the Belt and Road）建設と国家サービス業発展に対する支持を強化し、中国の技術発展成果を世界と共有する。サービス分野のルール作りを強化し、北京などの都市が国際的なハイレベル自由貿易協定ルールとのマッチングを全国に先駆けて試行し、デジタル貿易モデル区となることを支持する。引き続き中小企業の革新的発展を支持し、『新三板』（全国中小企業株式譲渡システム）の改革を深化させ、北京証券取引所を開設し、サービス革新型中小企業の主要陣地を作り上げる」と強調。

   さらに、「手を携えて新型コロナウイルスと闘い、共に協力して現在の困難を克服し、あくまでも平和的、発展的、協力的、ウィンウィンなやり方で、世界経済や国際貿易、投資が直面している当面の問題を解決し、共により素晴らしい未来を作り上げていこう」と呼びかけた。（編集AK）

「人民網日本語版」2021年9月3日