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japanese.china.org.cn |12. 10. 2021

世界が注目する2020年国連生物多様性大会 4つの見所

タグ: 生物 多様性 大会 成果 COP15

 

 2020年国連生物多様性大会が11日、昆明市で正式に開幕した。この世界が注目する大会にはどのような見所があり、私たちの世界にいかに影響を及ぼすのだろうか。


 ・見所その1 この大会が尋常ならざる理由は?


 本大会は3つの会議で作られる。その中でも特に重要なのは、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)だ。

 

 COP15は本来、昨年の10月に開かれる予定だったが、感染症の影響で時期が2回変更された。国連生物多様性条約事務局は今年8月、会議を2021年10月11-15日、2022年上半期の2段階に分けて昆明で開催すると正式発表した。

 

国際社会はCOP15に期待を寄せている。今後の努力により、本会議の成果が世界の生物多様性が急激に失われる流れを覆すことに期待している。


 ・見所その2 COP15の開催方法は?


 会議は2段階に分かれる。目下開催中のCOP15第1段階会議は、オンライン・オフライン結合で開催される。


 第2段階の会議は来年上半期に、昆明でオフライン開催される予定。各方面が広く深く議論し、広く共通認識を集める、野心あふれる実務的で実行可能な「ポスト2020生物多様性枠組」の決定を促す。

 

 ・見所その3 開催地の雲南省の特徴は?

 

 雲南省は極めて豊かな生物多様性によって世界的に知られる。「動物王国」「植物王国」「世界の花園」「種のジーンバンク」と呼ばれる。

 

 雲南省の国土面積は全国の4.1%。高等植物と脊椎動物の種の数は中国の過半数を占める。地球上の海洋及び砂漠を除く生態系の種類を網羅する、中国の生物多様性が最も豊富な省、世界的意義を持つ生物多様性重要地区の一つだ。


 ・見所その4 大会の予想される成果は?


 「昆明宣言」の発表


 「世界生態文明共同建設、世界生物多様性保護」イニシアチブの発表


 生物多様性のための重要10カ年計画青写真

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