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japanese.china.org.cn |31. 10. 2021

習主席:デジタル時代の責任をともに負う

タグ: デジタル時代

 習近平国家主席は30日、北京からビデオ形式で第16回20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席し、演説を行いました。


 習主席は、「中国はデジタル経済の国際協力を重視し、『デジタル経済パートナーシップ(DEPA)』の加盟申請を決めた。中国は各国と力を合わせ、デジタル経済の良好かつ秩序ある発展を促進したい。G 20はともにデジタル時代の責任を負って、新型デジタルインフラ施設の建設を早め、デジタル技術が実体経済と深く融合することを促進し、発展途上国のデジタル障壁をなくすことを支援する。中国は『グローバルデータ安全イニシアティブ』を提案した。我々は各国とともにそれぞれの願い、利益を尊重するデジタルガバナンスの国際ルール制定を望んでいる。中国は開放・公平・公正で差別のないデジタル発展環境の構築を検討していきたい。産業チェーンと供給チェーンの安全と安定を維持し、世界経済の運営の筋道を順調に調整する。我々は産業チェーンの強靭性と安定性を保つための国際フォーラムの開催を提案するとともに、G20加盟国と国際組織の参加を歓迎する」と指摘しました。


 また、習主席は、「大きな事業はたった1日で済むものではない。人類運命共同体構築は世界各国の弛まぬ努力が必要である。この道は長く、困難も多いが、歩み続ければ、明るい未来がある。団結して、いち早く感染症の収束を実現させ、連携してより美しい未来を開くべきである」と今後の協力体制に期待を寄せました。


 「中国国際放送局日本語版」2021年10月31日