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japanese.china.org.cn |17. 11. 2021

中米首脳オンライン会談、両国と世界に力強いシグナル送る

タグ: 中米首脳オンライン会談

 「今後50年間の国際関係において最も重要なことは、中国と米国が正しい付き合い方を探し当てなければならないということだ」。16日午前に開かれた世界が注目する中米首脳オンライン会談での中国の習近平国家主席のこの論断は、国際社会に強い関心を抱かせ、熟考させた。この重要な時に、両首脳が再び中米関係のためにかじを取ったことを国際社会は歓迎するだろう。


 現在、中米関係が岐路に立つ中で、両国の指導者がオンラインで会談し、最高レベルの首脳外交をもって両国関係発展の方向性を把握したことは間違いなく、誤解・誤判断の回避と意思疎通・協力の促進に資するだろう。


 バイデン米大統領は会談で、米中関係を「壊してはならない」とし、中国の体制を変えることを求めない、同盟関係の強化を通じて中国に反対することを求めない、中国と衝突する意図はない、「台湾独立」を支持しないという米国の立場を改めて表明した。中国側は、米国は行動をもって中国人民や国際社会の信頼を勝ち取らなければならないとの考えを表明した。


 習主席は、中米両国を航海中の2隻の巨大な船になぞらえて、荒波に向かってともに前進し、「針路をそれることもなく、失速することもなく、衝突もしない」ことに期待を寄せた。中国側は、米国が両首脳による会談での精神を実際の行動をもってしっかりと履行し、中国側との意思疎通と協力を強化し、それぞれが国内の事をきちんと処理するだけでなく、果たすべき国際的責任を引き受けることを望んでいる。これは中米両国と世界各国の国民に共通する願いだ。(CRI論説員)


「中国国際放送局 日本語版」より 2021年11月17日