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japanese.china.org.cn |17. 11. 2021

外交部報道官、中米首脳テレビ会談の要点を「1、2、3、4」で紹介

タグ: 中米関係の発展



 習近平国家主席は16日午前、米国のバイデン大統領とテレビ会議の形式で会談を行った。外交部(外務省)の趙立堅報道官は同日の定例記者会見で、「1、2、3、4」という4つの数字を使って、会談の要点を紹介した。


 趙報道官は「『1』は習主席が1つの重要な問題について深く明らかにしたこと、『2』は両国首脳が2つの原則的共通認識に至ったこと、『3』と『4』は習主席が中米関係の発展について3つの原則と4方面の優先事項を示したことだ」と指摘。


 「1つの重要な問題とは、台湾地区問題だ。台湾地区問題は中米関係において常に最も重要かつ敏感な問題であり、両国首脳の交流の度に言及さなければならない問題でもある。2つの原則的共通認識とは、1つ目は両国首脳が共に中米関係の重要性を強調したこと、2つ目は両国首脳が共に『新冷戦』に反対したことだ」と述べた。


 趙報道官は「会談で習主席は、新たな時期において中米が付き合う道として、『第1に相互尊重、第2に平和共存、第3に協力・ウィンウィン』という3つの原則を示した」と説明。


 中国と米国が重点的に推進すべき4つの優先事項については、「1つ目は、大国としての責任感を示し、国際社会を突出した試練への対応において協力するよう先導すること。2つ目は、平等互恵の精神で、各レベル、各分野の交流を推進し、中米関係にプラスのエネルギーをさらに多く注入すること。3つ目は、溝や敏感な問題を建設的に管理・コントロールして、中米関係が軌道を逸れて制御不能に陥るのを防ぐこと。4つ目は、国際的・地域的な焦点となっている重大な問題において調整と協力を強化し、より多くの公共財を世界に提供することだ」と説明した。(編集NA)


「人民網日本語版」2021年11月17日