新型コロナウイルスの流行が続き、ウイルスが今も蔓延する中、「免疫の溝」を埋め、ワクチンの公平な分配を促すことは国際社会が直面する大きな試練となっている。中国はこれまでに120以上の国と地域に18億本のワクチンを提供し、コロナワクチンの発展途上国におけるアクセシビリティーと負担軽減に貢献している。
第73回WHO総会で中国製ワクチンが世界の公共財になって以降、中国は実際の行動で承諾を実行してきた。中国は、今年1年で世界に20億本のワクチンを提供し、「ワクチン接種実施計画」に1億ドルを寄付し、さらに発展途上国に1億本のワクチンを寄付すると発表した。
11月12日までに、中国は「ワクチン接種実施計画」に7000万本以上のワクチンを供給し、19カ国の発展途上国とワクチン共同生産を展開し、中国製ワクチンを最速・低コストで多くの国に届けている。
そのほか、このほど開かれた中国・ASEAN対話関係構築30周年記念サミットで、中国は「中国・ASEAN健康の盾」協力提唱の始動を発表した。ASEAN諸国への1億5000万本のワクチン援助、ASEAN新型コロナ対応基金への500万ドルの追加寄与、ワクチン共同生産の強化、技術譲渡などを含む。
ウイルスに国境はない。変異種の拡散に伴い、ワクチン接種の加速、ワクチンの発展途上国でのアクセシビリティー向上がより緊迫化している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月3日