香港で立法会選挙　選挙制度改善後で初

   １９日、投票する香港特別行政区の林鄭月娥（キャリー・ラム）行政長官。（香港＝新華社記者／呂小煒）

   【新華社香港１２月１９日】中国香港特別行政区で１９日午前８時半、第７期立法会選挙の投票が始まった。選挙制度改善後に実施される初の立法会選挙となる。

   特区政府の発表によると、投票時間は同日午後１０時半まで。特区全域に開設された一般投票所６３０カ所と２４を上限とする専用投票所で、事前に登録した有権者４４７万人が投票する。

   次期立法会は、全国人民代表大会（全人代）常務委員会が改正した香港基本法の付属文書２（香港特別行政区立法会の選出方法と表決手順）に基づき、議員９０人で構成される。内訳は選挙委員会による選出が４０人、業界団体などによる選出（職能枠）が３０人、直接選挙による選出が２０人。任期は２０２２年１月１日からの４年間。

　「新華網日本語版」2021年12月19日