12月25日、新疆ウイグル自治区総工会(新疆ウイグル自治区の全労働組合をまとめる組織)のイリトゥス・ムラティ副主席は新疆問題に関する記者会見で、「新疆ウイグル自治区のすべてのレベルの労働組合は、労働時間の短縮、シフトや休暇、雇用の安定や転勤、賃金の調整などに関する協議を行うなど、さまざまな形で労働者の合法的権益を保護している。また、労働組合は、都市部で働く生活困難な労働者の貧困脱却に向けた手助けを積極的に行い、貧困支援のレベルを絶えず強化し、多くの労働者に労働組合ならではの特性を生かした的確なサービスを提供し、これにより、約8万4,000世帯が貧困から脱却することができた」と紹介しました。
また、新疆ウイグル自治区人民政府のイリジャン・アナイティ報道官は同記者会見で、「各民族の人々は自ら職業を選び、自らの意志で就業している。ウイグル族など各民族の労働者権益は、中国の憲法、労働法、労働合同法、刑法、治安管理処罰法、就業促進法、社会保険法などによって保護されている。国際条約の定義から見ても、また中国の法律の規定や実際の状況から見ても、新疆ウイグル自治区にはいわゆる『強制労働』なるものは存在しない」と強調しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年12月26日