外交部の趙立堅報道官は、米国や英国などの一部西側諸国による香港に関する発言を受け、1日の定例記者会見で、「これら国々に、繁栄し団結し、安定した香港をあれこれ非難する資格はない」と述べました。
米英などの一部西側諸国は香港の祖国復帰25周年の祝賀式典に先立ち、香港の民主と法治が破壊され権利と自由は侵害されており、中国は「一国二制度」の約束を履行していないなどの妄言をしました。
趙報道官は同件を受け、「習近平国家主席は香港の祖国復帰25周年祝賀大会で、香港が祖国復帰して25年来、『一国二制度』の実践が収めた成果は世界公認のものだと高く評価した。『一国二制度』は実践によって繰り返して検証されており、国と民族、香港とマカオの根本利益に合致しており、14億以上の中国人が断固として支持し、香港とマカオの住民が一致して擁護し、国際社会から広く賞賛された制度だ。中央政府にとって『一国二制度』を長期にわたって堅持する方針は、変わることのない確固たる立場だ」と強調しました。
趙報道官はさらに、「一部の西側諸国が、香港同胞を含む中国の全国民が祝賀するこの時期に、『一国二制度』の実践についてあれこれ非難したことは、中国の内政である香港事務に対する粗暴な干渉だ。中国はこれに断固反対し、強く批判する」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2022年7月2日