重点対象者のレベル別・分類サービスと健康サポートを徹底

　専門家は国務院共同感染対策メカニズムの16日の会見で、高齢者、妊婦・産婦、児童などの重点対象者の健康保障状況を説明した。

　国家衛生健康委員会の報道官によると、感染対策が新たな段階を迎えるなか、全国は高齢者、妊婦・産婦、児童、慢性・基礎疾患患者などの重点対象者のレベル別・分類の動的サービスと先手先手の行動を秩序正しく展開している。重点対象者の感染の早期発見と早期投薬に取り組み、定期的な連絡サービスと日常的な健康観測を徹底する。重症リスクの早期識別・転院に取り組み、転院ルートを円滑にする。

　専門家によると、世界各地がインフルエンザの流行のピークを迎えている。高齢者などの重点対象者は、新型コロナとインフルエンザに同時に注意する必要がある。

　専門家は新型コロナ感染者について、回復期に飲食の栄養バランスに注意し、高品質のタンパク質を十分に摂取し、定期的にこまめに水分補給するよう提案した。

　基礎心血管疾患を持つ患者、中でも特に高齢者は新型コロナの感染後に心臓病が悪化しやすい。低酸素血症に特に警戒が必要だ。

　専門家によると、保護者は児童が新型コロナに感染した後、その精神的状況に注意すべきだ。眠気が強い、息が荒い、声がかすれる、さらには声が出ず呼吸しにくいなどの場合には早急に受診すべきだ。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年1月17日