新型コロナ対策の政治化は自他共に不利益をもたらす

　中国の新型コロナ対策は、人々の生命と健康を最大限に守るとともに、感染症が経済・社会の発展に及ぼす影響を最小限に抑えた。世界経済の下押し圧力が強まるなか、中国は防疫措置を見直し、国内外の人々の往来を円滑にすることで、世界経済の成長への信頼を高めた。

　世界貿易機関（WTO）や経済協力開発機構（OECD）などをはじめとする国際機関のトップは、中国経済の発展の先行きを楽観視しており、中国の防疫政策の調整は世界経済の回復と発展を支えるのに役立つとみている。国際世論は、中国の出入国管理政策の最適化は世界の観光業の復興過程における重要な出来事であり、関連国の観光業の全面的な回復に力強い原動力を注入するとしている。タイの「バンコクポスト」は、今年は500万人の中国人観光客がタイを訪れる見込みで、タイの観光業の回復と経済発展を強力に後押しすると報じた。一部の国の、中国人と外国人の正常な往来と交流協力を妨げる差別的なやり方は、他国に損失を与えるばかりか自国にも不利益をもたらすだけだ。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年1月22日