japanese.china.org.cn |08. 03. 2023 |
軍隊関連の代表・委員「国家の主権・安全・発展上の利益を守る戦略的能力を全面的に向上」
2023年の政府活動報告は、習近平軍強化思想を深く貫徹し、新しい時代の軍事戦略方針を貫徹し、建軍百年奮闘目標の達成をめぐり、戦時への備えをしながら建設し、党と人民から与えられた諸任務をしっかりと完成する必要性を指摘した。新華社が伝えた。
全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)に参加している軍隊関連の代表・委員は、建軍百年奮闘目標の期日通りの達成をめぐり熱い議論を交わした。
全人代代表で駆逐艦「南昌」政治委員の祁偉光氏は「軍事手段は常に平和を守り、安全を維持し、戦争を抑止する保障手段だ。建軍百年奮闘目標の達成は、根本的に国家の主権・安全・発展上の利益を守る戦略的能力の全面的な向上を指向するものだ」と指摘した。排水量1万トン級の大型駆逐艦「南昌」は就役後の3年間で、何度も第一列島線を越え、太平洋を巡航。将兵達は合同演習や遠洋巡航などの重大な任務の中で試練を受け、勝利を勝ち取る能力を鍛えてきた。
全人代代表で空軍特級パイロットの陳金蘭氏は「昨年の第14回中国国際航空宇宙博覧会では、現代化戦略空軍建設の段階的成果が示された」と指摘した。「運-9」「運-20」の機長を務める陳氏は「実戦型戦略的輸送人材の育成加速」という問題に特に注目し、「将来の合同作戦において、輸送機パイロットは複数任務の統合能力、複数の戦場への適応能力、複数の専門に通じる能力を備える必要がある。我々がすべきは、建軍百年奮闘目標の期日通りの達成のために人材育成を確保することだ」とした。
全人代代表で国防大学元政治委員の呉傑明氏は「現在、我が軍の建設は質と効果を高める正念場にあり、改革革新、法治整備、戦略管理に向けて効果を高め、国防と軍隊の現代化を量的増加から質的向上へと転換していく必要がある」と指摘。「軍事ガバナンスを全面的に強化し、高水準のガバナンスによって我が軍の質の高い発展を推進する。戦略管理を改善し、軍事システムの運用効果と国防資源の使用効果を高める」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年3月8日