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japanese.china.org.cn |24. 04. 2023

新部隊・新装備から見る中国海軍のモデル転換による発展

タグ: 中国海軍
「人民網日本語版」  |  2023-04-24

   中国海軍は近年、空母艦隊、原子力潜水艦、揚陸作戦部隊など非伝統的領域の新型戦闘力を重点とする海上部隊システムの構築を高い質で推し進め、モデル転換を加速し、部隊の現代化水準を全面的に高めてきた。「新型」と「モデル転換」が、中国海軍の整備・発展におけるキーワードとなっている。中国人民解放軍海軍創設74周年にあたり、海軍の非伝統的領域の新型戦闘力を代表する部隊を取材し、中国海軍のモデル転換による発展の歩みを「新」という視点から観察した。中国新聞社が伝えた。


■新部隊の背後にある能力構築

    数年前、某補給基地が新設された。この中国人民解放軍の空母総合補給部隊は効率を高め、「海上で要請し、岸にあらかじめ用意し、入港時に直ちに補給する」新型の補給方法を模索し、艦艇への複数の積載作業を同時に展開することで、積載効率を高めた。


    すでにこの基地は空母艦隊への弾薬、物資、燃料などの総合補給能力を備え、地域的に一体化した総合補給活動を担い、共同作戦任務を支援することができる。港内には空母や排水量1万トン級の大型駆逐艦など非伝統的領域の新型戦闘力が絶えず集まっている。


■新装備の背後にある自信の高まり


     中国海軍の艦艇装備の発展は近年長足の進歩を遂げ、国産空母、強襲揚陸艦、新型原潜、大型駆逐艦が立て続けに就役した。中国海軍は情報化条件下の共同作戦の特徴に着眼し、非伝統的領域の新型戦闘力を重点とする海上部隊システムの構築を高い質で推進し、遠洋及び新型の軍事力の作戦システムに融合した総合的運用を加速し、戦力形成周期の短縮に努力してきた。


    専門家は、装備の高度化は戦法・訓練法の延伸をもたらし、作戦の理念とモデルに深い変化が生じたと指摘。これと同時に、能力構築は海軍将兵の自信も高めたとする。(編集NA)


「人民網日本語版」2023年4月24日