中国海警局が北太平洋公海の漁業取締りパトロール任務を完了

　中国海警局は11日、中国海警局の艦船「衢山」と「海門」が、北太平洋公海における今年の漁業取締りパトロール任務を完了し、上海に順調に帰港したと発表した。中国新聞網が伝えた。

　これは中国海警局が北太平洋公海で実施した8回目のパトロールで、45日間にわたって行われ、航行距離は2万1000海里以上、航行時間は2000時間以上に達した。対馬、津軽、大隅など国際海峡を通過し、東経180度以東の海域まで達して、パトロールの範囲をさらに拡大し、遠洋漁業取締り能力をさらに高めた。

　パトロール中、艦船「衢山」と「海門」は、国連総会の関連決議、「北太平洋における公海漁業資源の保存及び管理に関する条約」などの国際条約・協定に基づき、中国の遠洋漁船及び他の締約国の漁船を検査・監督し、各種漁船77隻を確認・記録し、中国と外国船籍の漁船12隻を臨検し、公海漁業資源の保存及び管理措置を積極的に宣伝し、条約違反の行為を速やかに調査し、是正を指導し、公海における取締り責務を全面的に履行した。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年9月12日