japanese.china.org.cn |10. 10. 2023 |
習近平国家主席が米上院のシューマー院内総務一行と会談
習近平国家主席は9日午後、米上院のシューマー院内総務率いる超党派議員団と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
習主席は、「中米関係は世界で最も重要な二国間関係だ。中国と米国がどう付き合うかで、人類の未来と運命が決まる。競争や対立は時代の潮流に沿わず、ましてや自国の問題や世界が直面する課題の解決にもならない。中国は常に、中国と米国は共通利益が溝を遥かに上回り、各自の成功は互いにとって挑戦ではなくチャンスであると考えている。新型コロナウイルス感染症のパンデミック後の回復、気候変動対策、世界や地域の紛争問題の解決のいずれもが、中米間の協調と協力を必要としている。中米は2つの大国として、歴史、人々、世界に対して責任を負う姿勢で、中米関係をうまく処理し、相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンを図り、両国民の幸福を増進させ、人類社会の進歩を促進し、世界の平和的発展に貢献するべきだ」と指摘。
また、「中国は引き続き中国の特色ある社会主義の道を堅持し、中国式現代化を全面的に推し進め、平和的発展を揺るぎなく堅持し、世界各国と共に人類運命共同体の構築を後押ししていく。米連邦議会議員がより多く訪中し、中国の過去、現在、未来をよりよく理解することを歓迎する。両国の立法機関がより多く行き来し、多くの対話や交流を行い、互いに相互理解を深め、中米関係の安定化と好転に積極的な貢献を果たすことを希望する」とした。
シューマー氏らは「米中関係の安定的発展は米中両国にとって極めて重要であるのみならず、世界の平和と発展にも関係する。中国の発展と繁栄は米国民にとって有益だ。米側は中国との衝突を求めておらず、中国とのデカップリングも望んでおらず、中国側と開放・率直・相互尊重の精神で対話や意思疎通を強化し、責任をもって両国関係を管理・コントロールし、米中関係の安定的発展を促進することを望んでいる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年10月10日