民間交流と人文交流、中米関係の健全な発展にプラスのエネルギーを注ぐ

　中米関係が重要な岐路に立たされる現在、持続的な民間交流と人文交流及び協力は極めて貴重で、両国関係の健全な発展に尽きることなきプラスのエネルギーを注ぐ。

　多くの米国企業の重役が続々と中国を訪れ、協力拡大を模索している。中国―米国直行便がさらに増加している。中国は訪米団体ツアーを再開した。中国江南珍宝展がクリーブランド美術館で催された。米フィラデルフィア管弦楽団が訪中50周年記念公演を行った。中国の舞踊劇「花木蘭」の巡業が米国で行われた。

　太平洋を横断する航空便、貨物船、観光客、学生・学者がますます増え、中米両国関係の発展の民意の基礎がさらに堅固になり、余地が広がり、原動力が高まっている。米クーン財団のロバート・ローレンス・クーン会長は、「民間交流の強化は、中米双方がチャンスと共通する需要を、積極的な協力と建設的な関係に変える信頼性の高い手段だ。両国関係の下げ止まりを促し、健全で安定的な発展の軌道に戻すためには、民間交流の強化ほど優れた処方はない」と述べた。全米芸術基金の高級顧問は米紙「ニューヨーク・タイムズ」に投稿した、「米中関係の改善は、互いに耳を傾けることから」と題した記事の中で、「米中関係というチャレンジングで複雑な二国間関係において、音楽のような人文交流は相互理解の橋を架けられる」と指摘した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年11月14日