田成川氏「汚染物質・炭素削減相乗効果達成への取り組みは中国経済・社会発展の全面的なグリーンモデル転換を促す大きな手がかり」　COP28　

　国連気候変動枠組条約第28回締約国会議（COP28）の開催期間である3日、「汚染物質及び炭素削減の相乗効果：環境・気候・経済効果のウィンウィンを実現」テーマサイドイベントが中国コーナーで開催された。生態環境部宣伝教育センター主任の田成川氏が基調演説を行った。

テーマサイドイベントで発言する生態環境部宣伝教育センター主任の田成川氏（写真は主催者提供）

　田氏は基調演説の中で、「汚染物質及び炭素削減の相乗効果達成への取り組みはすでに、中国の経済・社会発展の全面的なグリーンモデル転換を促す大きな手がかりとなっている。生態環境部宣伝教育センターは汚染物質及び炭素削減の相乗効果達成の研究を担当しており、都市・業界・企業レベルの典型的なケースとモデル技術の研究と能力建設を行っている。低炭素とグリーンを堅持、先手先手の試験の奨励、コストと効果の重視といった原則を掲げ、かつ電力、鉄鋼、石油化学、コンクリート業界による汚染物質及び炭素削減の相乗効果達成関連の具体的な活動について提案した」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年12月6日