レモンド米商務長官の中国製半導体に関する発言、外交部が論評

　中国外交部の毛寧報道官は12日に定例会見を開いた。記者からは、レモンド米商務長官の中国製半導体に関する発言についての質問があった。毛氏は次のように回答した。

　米国の中国に対する半導体輸出規制について、中国側はすでに何度も立場を表明している。我々は米国が輸出規制措置を乱用し、中国企業の正統な権益を著しく損ねているが、これは世界の半導体生産チェーン及びサプライチェーンの安定に不利で、市場経済と公平な競争の原則に違反し、誰の利益にもならないと考えている。中国側はこれに断固反対する。

　米国側は中国とデカップリングし、中国経済の発展を妨げる意図はないと何度も表明している。米国側はこの約束を実際に果たすべきだ。中国側も引き続き関連動向を注視し、自身の合法の権益をしっかり守る。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2023年1２月13日