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japanese.china.org.cn |11. 01. 2024

米国防長官が極秘入院、同盟国も懸念

タグ: 米国防長官 極秘入院
中国網日本語版  |  2024-01-11

 オースティン米国防長官が極秘入院していたことは2024年早々、米国国内の政界及び国際社会を騒然とさせた。米国人を含む多くの人が、米国の行政内部の協調性と意思疎通力を疑問視している。また本件から露呈した潜在的なリスクを懸念する声もある。

 本件は米国と他国、特に同盟国との関係に影響を及ぼす可能性がある。米国防長官は米国の軍事体制の責任者であり、米国の軍事同盟体制の総責任者でもある。米国の軍事体制から露呈したリスクは、米国の軍事同盟体制が共に立ち向かうべきリスクでもある。米国防長官の役割は、米国の同盟体制における共同防衛条項の発効や、米国の「核の傘」の有効性と直接関連している。今やこの核の傘における重要な一環が外れる可能性が出ている。このリスクは米国の多くの同盟国をより懸念させる。(筆者・張家棟復旦大学米国研究センター教授)

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月11日