台湾地区選挙に対する日本の祝意表明について中国大使館報道官が談話発表

　日本が台湾地区の選挙に祝意を表明したことについて、在日本中国大使館の報道官は14日、談話を発表し、次のように指摘した。

　台湾地区の選挙結果の公表後、日本の外相が公然と祝意を表明した。このやり方は中国の内政への重大な干渉、「一つの中国」原則への重大な違反であり、中日間の4つの基本文書の精神に深刻に背くものである。我々はこれに対して、強い不満と断固たる反対を表明する。すでに日本側に厳正な申し入れを行った。

　台湾地区は中国の台湾地区であり、台湾地区の選挙は中国内部の事である。「一つの中国」原則は国際関係の基本準則であり、国際社会の一致した共通認識であり、中国と国交のある国が台湾地区といかなる形の公的な交流を持つことにも、中国は一貫して断固反対している。我々は日本側に対して、台湾地区侵略の歴史を深く反省し、台湾問題における約束をしっかりと厳守し、「台湾独立」勢力にいかなる誤ったシグナルも発しないよう促す。台湾海峡の平和・安定と中日関係を妨げてはならない。（編集NA）

　「人民網日本語版」2024年1月15日