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japanese.china.org.cn |30. 01. 2024

フェンタニル問題、米国は中国の善意を大切にせよ

タグ: フェンタニル問題
中国網日本語版  |  2024-01-30

 米当局者が現地時間28日に発表した情報によると、中国と米国による麻薬対策作業部会の初の会合が30日、北京市で開催される。双方は米国で長期的な問題となっている人工合成医療用麻薬「フェンタニル」について重点的に議論する。この当局者は、作業部会は「持続的な調整の場」を提供し、二国間の法執行活動を支持すると述べ、さらに今回の会合を「問題解決の重要な時」と称した。作業部会の発足は、サンフランシスコにおける両国首脳会談の成果の一つだ。米メディアは、サンフランシスコ会談後に中米ハイレベル意思疎通及び交流が大幅に増加し、両国関係が回復中と見ている。両国の麻薬撲滅をめぐる協力は、意思疎通により積極的な効果を生む一つの側面と言うべきだ。

 フェンタニルそのものは中国国内で大問題となっていないが、米国国内では毎年10万人弱の命の脅威となっている。中国は米国人のフェンタニルによる苦しみに同情し、危機に対処する米国を支援する十分な誠意と努力を示している。これは中米関係の大局に着眼した行動だ。米国が今後中米関係を処理する際に、中国のように相手の立場になり考えることを願う。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月30日