王毅氏がフランシス国連総会議長と北京で会談

　王毅中共中央政治局委員（外交部長）は30日、第78回国連総会のフランシス議長と北京で会談した。新華社が伝えた。

　王氏は「中国は多国間主義の揺るぎない提唱者、国連憲章の揺るぎない擁護者であり、国際法の揺るぎない実践者でもある。中国はこれまでと同様に、グローバル・ガバナンス体制における国連の中心的地位を支持し、国連総会が国連憲章に従いさらに積極的かつ重要な役割を果たすことを支持していく。国連は今年、『未来サミット』を開催する。現在の突出し、差し迫ったグローバルな問題について、サミットが現実的で実行可能な解決策を打ち出すことを期待する」とした。

　フランシス議長は「国連は常に『一つの中国』原則を堅持しており、中国政府による長年来の国連と多国間主義への支持に感謝し、中国の打ち出した重要なイニシアティブや主張を評価している。中国と協力を深め、連携して課題に対処していきたい」とした。（編集NA）

　「人民網日本語版」2024年1月31日