中国、23カ国とビザ相互免除

　中国とタイは28日、一般旅券所持者のビザ相互免除協定に署名した。協定は3月1日に正式に発効。中国とこのような全面的なビザ相互免除を行っている国は23カ国に増え、五大陸に広がっている。

　中国側は昨年12月により多くの訪中ビザ最適化措置を打ち出し、中国と海外の人員往来の利便性をさらに高めている。フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシアへのビザ免除措置を試験的に導入している。在外中国大使館・領事館は段階的な措置により、訪中ビザ発給手数料の減免を行い、現行基準の75％で手数料を取っている。外国籍人員による訪中の利便性を高める5件の措置を正式に打ち出し、外国籍人員の中国でのビジネス、学習、観光などの詰まりをさらに解消している。

　外交部領事司の責任者は、「高水準の対外開放を推進する中国の自信と決意が変わったことはない。中国側は世界各国の友人が観光、ビジネス、投資、学習のため中国を訪れることを歓迎する。また中国公民の出境の利便性を高めるため引き続き努力する」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年2月1日