米国の「国家安全保障」、中国の発展を抑え込む意図を露呈

　米連邦議会の2つの委員会が先ごろ、スイスのエンジニアリング企業ABBに「安全保障上の脅威とリスク」を理由に書簡を送り、米政府機関と協力すると同時に中国の国有企業と業務関係を持っていることへの説明を求めるとともに、ABBが米国の港湾で上海振華重工のコンテナクレーンに使用されているソフトウェアや技術を応用していることに言及した。

　米国の政治屋がいわゆる「国家安全保障」を理由に疑心を深めれば深めるほど、中国の発展を抑え込もうとする真の意図もますます露呈している。何の根拠も示せないにも関わらず、彼らの目には、中国製のクレーンも電気自動車用電池（EVB）も「リスク」と「脅威」に満ちているように見えるのだ。

　米国の政治屋は、公正な競争やルールの遵守をしきりに口にするが、実際にはルールを破り、「米国第一」を実行している。国家権力を濫用して他国企業の発展を抑え込む行為を止め、公正な競争による貿易秩序を維持し、各国企業に公平で公正かつ差別のないビジネス環境を提供するよう、米側に促す。（編集NA）

　「人民網日本語版」2024年2月6日