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japanese.china.org.cn |26. 02. 2024

全過程にわたる人民民主をコミュニティ・ガバナンスに取り入れる<盛弘全人代代表>

タグ: 民主
「人民網日本語版」  |  2024-02-26

 「基層立法連絡点」は、全過程にわたる人民民主の生き生きとした実践だ。上海市長寧区の虹橋街道(エリア)は、全国人民代表大会(全人代)法制活動委員会が設けた全国初の「基層立法連絡点」の1つで、基層(末端組織、現場)の民意を立法に反映するための「直通車」であり、その意見や提案がしばしば採用されている。新華社が伝えた。

 盛弘氏は上海市長寧区虹橋街道古北栄華第四コミュニティの党総支部書記で、コミュニティに根差した活動を10数年にわたり行ってきた。栄華コミュニティには多様な文化や習慣を持つ世界50数ヶ国・地域の人々が居住している。どのようにして住民のニーズにより良く耳を傾け、そのニーズを満たし、国際性豊かなコミュニティの融合を促進し、全過程にわたる人民民主をコミュニティガバナンスの各方面に取り入れるかを、盛氏は絶えず考え、模索している。

 今年の全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)はまもなく開幕する。全人代代表の盛氏は、在宅介護や公共の安全を含むコミュニティの課題に注目している。盛氏は「自ら調査・研究し、集めたコミュニティの状況や民意を報告し、民生のための具体的な事業がより多く、より良く実行される後押しをすることを望んでいる」とした。(編集NA)

 「人民網日本語版」2024年2月26日