japanese.china.org.cn |01. 03. 2024 |
中国とタイが「ビザ免除時代」に、中国のパスポートの価値が上がる
タグ: ビザ相互免除
中国網日本語版 | 2024-03-01
「中華人民共和国政府とタイ王国政府の一般旅券所持者ビザ相互免除に関する協定」が3月1日、正式に発効する。
協定によると、中国の公務用一般旅券及び一般旅券所持者と、タイの一般旅券所持者は、1回の滞在につき30日を超えない範囲内(180日ごとの累計滞在日数は90日を超えない)で、ビザなしで相手国に入国できる。
これは中国とタイが正式に「ビザ免除時代」を迎え、人々の旅行がより便利になり、両国の貿易往来もより円滑になることを意味する。中国のビザ免除の「友達の輪」の持続的な拡大により、中国のパスポートの価値も上がっている。
ビザ相互免除は中国とタイの観光客の利便性を大幅に高め、また人員往来とビジネス交流を促進する。越境協力・投資に従事しようとする人々が自由に行き来できるようになる。中国とタイは経済・貿易関係が緊密だ。中国はタイにとって最大の貿易パートナーと最大の外資導入先であり、タイは中国のASEAN諸国における3位の貿易パートナーだ。両国の2022年の貿易額は1350億ドル。
また中国とタイは地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の枠組み内で協力を持続的に掘り下げており、地域内の9割以上の物品貿易の関税が最終的に撤廃される。地域の重要な国である中国とタイの互恵協力は将来性が高い。ビザ免除の新制度の発効により、中国とタイの人員のビジネス、学習、観光などの交流がより緊密になり、両国及び地域の発展を後押しする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月1日