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japanese.china.org.cn |04. 03. 2024

制度型開放の着実な拡大、今年の両会の焦点に

タグ: 開放 両会
中国網日本語版  |  2024-03-04

 国務院発展研究センター元副主任の張軍拡氏は、「脱グローバリズムの台頭や、地政学的な駆け引きの持続的なエスカレートを背景とし、中国がより高水準な対外開放の確実性により外部環境の不確実性に対応することが極めて重要だ」と述べた。


 最近打ち出された一連の政策措置は、中国が高水準の対外開放を確固不動の姿勢で拡大する鮮明なメッセージを発信した。外国籍人員による訪中の利便性を高める5件の措置は、外国籍人員の中国でのビジネス、学習、観光の詰まりをさらに解消する。全国版外資参入ネガティブリストを改定し、製造業分野の外資参入規制措置を全面的に撤廃した。「外資24条」の実行と奏効の加速を促し、市場化・法治化・グローバル化の一流のビジネス環境を持続的に構築する。


 商務部国際貿易経済協力研究院院長の顧学明委員は、「高水準の対外開放の最も中核的な特徴の一つは、制度型の開放だ。今年の全国両会では、ルール、規制、管理、標準などの制度型開放の着実な拡大が焦点になる」と述べた。


 高水準の海外進出を促し、国際の循環に参加する能力を高めることも、全国両会の注目の的になる。


 「一帯一路」高水準共同建設を支持する中国の8つの行動が昨年10月、発表された。顧氏は、「今後はその実行に取り組み、共同建設国と貿易・投資協力を掘り下げる。重大シンボルプロジェクトと『小さくて美しい』民生プロジェクトを同時に推進する。自身の開放水準を高めると同時に、世界経済及び各国の発展に向け互恵・ウィンウィンの新チャンスを創る」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月4日