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japanese.china.org.cn |05. 03. 2024

全国政協委員の秦栄生氏:中国のAI発展は3つの優位性を備える

タグ: 政協
中国網日本語版  |  2024-03-05

 国務院の李強総理は5日の政府活動報告で、ビッグデータや人工知能(AI)などの研究開発と応用を深化させ、「人工知能+」行動を展開し、国際競争力を備えるデジタル産業クラスターを形成する必要があると述べた。これに対し、中国人民政治協商会議第14期全国委員会の委員で北京国家会計学院教授の秦栄生氏は、西側諸国と比べて、中国は戦略、データ、計算力などの面で優位性を備え、中国のAI発展に自信を持つべきだとの見解を示した。


 秦栄生氏は以下のように述べた。1つ目に、国家レベルでAI発展の中長期計画を制定し、「東数西算」(東部地域のデータを西部地域で保存・計算)などの国家級重大プロジェクトを実施し、政府と企業の強力な連携を推し進めた。これは重要な戦略的優位性である。


 2つ目に、中国は応用できる大量の真実の独自データを有し、アルゴリズムの統計規則においてリード的優位性を備える。3つ目に、中国は計算力の優位性を備えると同時に、新エネルギーやソーラーエネルギーなどの発展を通し、計算力の発展を支えている。


 現在、人工知能は第二段階、すなわちディープなAIに発展している。中国も研究開発に力を入れ、これまでに100社以上の企業が企業レベルの大規模言語モデルを発表した。チップに関しては不足が存在するが、全体的に中国のAI発展に自信を持つべきである。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月5日