習近平主席が江蘇代表団の審議で実情に合わせた新たな質の生産力発展を強調

　習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が5日午後、所属する第14期全国人民代表大会第2回会議江蘇代表団の審議に参加し、「質の高い発展という第一の任務をしっかりと把握し、実情に合わせて新たな質の生産力を発展させなければならない」と強調しました。

　習主席は、「江蘇省は新たな質の生産力発展にとって望ましい条件と能力を備えている。先進的な製造業を軸とする現代的な産業システムを構築することに立脚し、科学技術のイノベーションがけん引する伝統的な産業のグレードアップ、新興産業の発展、未来産業の育成を統一的に推進し、科学技術のイノベーションと産業イノベーションの深い融合を強化し、伝統産業の主導的地位を固め、国際的な競争力を持つ戦略的な新興産業クラスターの構築を加速することで、江蘇省を新たな質の生産力を発展させる重要な地域にしなければならない」と指摘しました。

　習主席はまた、「全面的な改革をよりいっそう深化させるための重要な取り組みを講じて、質の高い発展を推進し、中国式現代化を推進するために、引き続き強い力を注がなければならない。経済回復の勢いを固め、増強しながら、社会全体が発展に対する信念を強めなければならない」と指摘しました。（殷、坂下）

　「中国国際放送局日本語版」より　2024年3月5日