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japanese.china.org.cn |06. 03. 2024

長江デルタ、今年のインフラ投資は1400億元に

タグ: インフラ投資
中国網日本語版  |  2024-03-06

 滬蘇湖鉄道の全線のレール敷設が2日、始まった。6月末にもレール敷設を終え、年末に開通・営業の条件を備える見込みだ。この全長163.8キロの鉄道は、上海虹橋、蘇州南、湖州東などの8駅を経由し、長江デルタ地域鉄道網の構成をさらに改善する。


 3省1市の2024年の建設任務を見ると、長江デルタの鉄道幹線の配置がほぼ完了している。しかし23年通年のインフラ投資が1253億元で記録を更新した後、今年のインフラ投資は1400億元にのぼる見通しだ。


 長江デルタで年内に開通予定の鉄道は滬蘇湖、宣績、池黄などの7件で、着工予定の鉄道は嘉善区間高架橋改修などの4件のプロジェクト。甬舟鉄道や上海―南京―合肥高速鉄道などの32件の重点建設続行プロジェクトの建設を着実に推進する。これらのプロジェクトの建設の接続点は、すでに区・県レベルまで深まっている。


 「レール上の長江デルタ」がこの5年間で持続的に加速し、全国で鉄道が最も密集する地域の一つになっている。23年末時点の長江デルタの鉄道営業距離は1万4300キロ以上で、19年比で22.93%増加した。うち高速鉄道は7100キロ以上で、25本の高速鉄道を持つ。


 長江デルタの高速鉄道の営業距離はすでに、世界2位のスペインと3位の日本を抜いている(2カ国合計で7064キロのみ)。


 データによると、長江デルタの23年の鉄道旅客輸送量は8億人を超え、19年比で1割超増え、過去最多となった。これは全国の総人口の過半数に相当する旅客が、長江デルタで列車に1回乗車したことに相当する。


 今年の40日間の「春運」(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)の長江デルタの鉄道旅客輸送量は8900万人に、1日平均で222万5000人にのぼり、過去最多となる見込みだ。春節の8連休中の長江デルタの鉄道旅客輸送量は1700万人で、1日平均で215万人以上で、いずれも19年同期比で6割超増えると見られる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月6日