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japanese.china.org.cn |09. 03. 2024

無形文化遺産の革新的発展と民族文化伝播の推進に取り組む楊鈺尼政協委員

タグ: 無形文化遺産
中国網日本語版  |  2024-03-09

 第14期全国政協委員で最年少の委員の1人、1996年生まれの雲南省紅河ハニ族イ族自治州出身の楊鈺尼氏は、ハニ棚田農耕文明と無形文化遺産伝承・革新的発展への関心と取り組みで注目を集めた。


 楊鈺尼氏は棚田の近くで育ち、ハニ族文化の影響を深く受けた。奥深い文化背景と情熱を持つ楊鈺尼氏は、ハニ棚田農耕文明と無形文化遺産伝承に情熱をかき立てられた。ハニ族文化を伝承し、広めるため、彼女は2015年に鈺尼文化芸術伝承センターを設立した。8年間で、彼女とチームは3000人以上の学生を育成し、これらの若者は歌と踊りを通してハニ棚田文化を深く理解し、この文化を伝承していく。


 楊鈺尼氏は、無形文化遺産の革新発展の道を模索しているという。今年、彼女は「楽作舞」のリズムを若者の流行と組み合わせ、舞踊作品を創作することを計画している。また、「インターネット+」という方法を通し、文化伝承を推し進めたいと考えている。


 政協委員として、楊鈺尼氏は地元の豊富な文化資源と農耕文明の理念を拠り所に、文化観光商品と観光路線を開発し、国内外の観光客に民族文化の魅力を体験してもらいたい思いを強調した。


 楊鈺尼氏は、国内外の人文交流の重要性を強調し、これは全国政協委員としての重要な職責と役割だとした。彼女は、文化芸術交流などの方法を通して中国の物語を伝え、中国の声を届けたいという。また、開放的心理と革新的思考で新たな協力方式と文化宣伝の道を模索し、「一帯一路」の質の高い共同建設に自身の力を貢献し、人類運命共同体の構築にささやかな貢献をしたいと話した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月9日