習近平国家主席がアンゴラのロウレンソ大統領と会談

　習近平国家主席は15日、中国を公式訪問中のアンゴラのロウレンソ大統領と人民大会堂で会談しました。両首脳は中国とアンゴラの関係を包括的で戦略的協力パートナーシップに格上げすることを発表しました。

　習主席は、双方は「一帯一路」共同建設における質の高い協力を強化し、実務協力を推進すべきだと強調した後、中国はアンゴラと協力して重要なインフラプロジェクトを実施し、中国の実力ある企業がアンゴラに赴き、さまざまな形で協力することを支援し、アンゴラの農業现代化、工業化、経済の多様化を支援することを望んでいる。中国は引き続きアンゴラへの医療チーム派遣プロジェクトを実施し、アンゴラからの留学生に奨学金を提供し、人的・文化的交流と国民間の友好を強化していくと強調しました。

　習主席は、また、アンゴラをはじめとするアフリカ諸国との多国間協調を強化し、発展途上国の共通利益を守り、平等で秩序ある世界の多極化と普遍的な恩恵を及ぼす包摂的な経済のグローバル化を共同で提唱し、人類運命共同体の構築を推進していきたいと指摘しました。

　ロウレンソ大統領はこれを受けて、アンゴラは「より多くの中国企業がアンゴラに投資し、アンゴラの発展と振興に支援することを歓迎する。アンゴラは、一つの中国の政策を堅持し、台湾は中国の不可分の一部であると信じ、台湾問題が必ずや円満に解決されると確信している」と述べました。（任春生、坂下）

　「中国国際放送局日本語版」2024年3月17日