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japanese.china.org.cn |17. 03. 2024

国連人権理事会 中国代表がAIによる子どもの権利促進で共同発言

タグ: 人権
中国国際放送局  |  2024-03-17

 国連ジュネーブ事務局と在スイス国際機関に常駐する中国代表団の陳旭大使は、国連人権理事会第55回会議で80カ国を代表して人工知能(AI)による子どもの権利促進について共同発言を行いました。

 共同発言は「AIは人類の新たな発展分野であり、子どもは人類の未来と希望だ」とした上で、新世代の子どもたちはAI技術を駆使し、AIの恩恵を享受する主要なグループの一つとなるもので、AIの質の高い発展を推進し、子どものメンタルヘルス促進に協力し、子どもの権利を保護するよう呼びかけました。

 共同発言では、「まずは、子ども第一を堅持し、『子どものためのAI』を堅持し、子どものメンタルヘルスを支援する上でAIに重要な役割を発揮させていく。次に、公平・包摂を堅持し、交流・協力を強化し、発展途上国に技術支援を提供し、経験と望ましい実践を共有し、AIデバイドを埋めることに取り組んでいく。三つ目に、『和して同ぜず』を堅持し、各国の主権、法律、実情および歴史・宗教・文化的背景を尊重することを前提に、グローバルなAIガバナンスを強化していく」という3点の提案を行いました。(Yan、坂下)

   「中国国際放送局日本語版」2024年3月17日