外交部「日本は実際の行動で軍国主義と完全に決別すべき」

　外交部（外務省）の9日の定例記者会見で、毛寧報道官が日本の自衛隊の「大東亜戦争」という表現に関する質問に答えた。

【記者】朝日新聞の報道によると、日本の陸上自衛隊の第32普通科連隊がX（旧ツイッター）の公式アカウントでの投稿で「大東亜戦争」という表現を使用した。これは第二次大戦時に日本政府が使用した表現であり、現在の日本政府は「太平洋戦争」と呼んでいる。この表現は日本の一部ネットユーザーの警戒を招き、「日本帝国陸軍の復活」とする声もある。このことについて、中国としてコメントは。

【毛報道官】周知の通り、日本軍国主義はかつて侵略戦争を発動し、重大な人道に対する罪を犯し、地域と世界に深刻な惨禍をもたらした。記者の言及された間違った発言は日本国民の警戒を招くだけでなく、中国を含む被害国国民の感情を深刻に傷つけるものであり、歴史を逆行させる思い上がった企てをする勢力が日本国内に存在することを改めて反映するものだ。中国は日本側に対して、侵略の歴史をしっかりと正視し、反省し、実際の行動で軍国主義と完全に決別するよう促す。アジア近隣諸国と国際社会の信用をこれ以上失ってはならない。（編集NA）

　「人民網日本語版」2024年4月10日