外交部「中国への投資は未来への投資」

　外交部（外務省）の10日の定例記者会見で、毛寧報道官は2024年の海外直接投資信頼度ランキングで中国が3位になったことについて質問に答えた。

【記者】世界有数の経営コンサルティング会社A.T.カーニーはこのほど、2024年の海外直接投資信頼度指数を発表した。中国は昨年の7位から今年は3位に浮上し、新興国市場のランキングでトップになった。このことについてコメントは。

【毛報道官】近年、中国は外資投資法を施行し、外国関連の法律体系を整備し、知的財産の保護を強化し、各分野で制度規範を整備し、投資環境をより安定的で、透明性のある、予測可能なものにしてきた。中国は絶えず制度型開放を推進し、高水準の国際経済・貿易ルールと整合性を持たせている。2013年の中国初の外国参入ネガティブリストは190項目あった。現在、その数は全国で31項目、自由貿易試験区ではわずか27項目にまで削減されている。良好な投資環境と高水準の対外開放によって、外国企業は対中投資への信頼を高めている。

　中国への投資は未来への投資だ。中国は、ビジネス環境を優れたものに変え続け、新たな質の生産力の発展を通じて協力・ウィンウィンの空間を拡大し、中国の市場と発展によるメリットを世界と共有していく。（編集NA）

　「人民網日本語版」2024年4月11日